2017年12月19日火曜日

量の数値化

ハカるのは嫌いなのですが、
見える化するには、数値化が必要な事もありますので、
数値化出来るものは、数値化して、
ハカる事を推進しています。

具体的には、
2週間後の目指す状態と、その達成条件を定義するのですが、
達成条件として、数値化する事を推進しています。

このような数値化をお願いすると、
必ず達成しなければならない という意識が大きく働き、
なかなか数値化出来ないようです。

ここでの数値化は2つの意味があります。
1つ目は、やる事を具体化する為の数値です。

何をどのくらい作るのか、といった量を数値化するだけでも、
大よその内容が見えてきます。
これを事前に擦り合わせる為です。

例えば、ある状態を達成する為に課題リストを作成する場合、
いくつくらいの記載項目のリストに、何行埋めるのか
といった数値が見えてくると、自身でのセルフチェックにもなり、
チーム内でのより具体的な認識合わせとなります。
また、セルフチェックする事で、
この数値を達成する為の必要な行動が発見出来たりする事にもなります。

2つ目は、確実に前進している事を見える化する為です。
課題リストでいうと、達成条件を「課題10個入力」とした場合、
もし、結果が3であっても、確実に前進している事が分かります。
ゼロでなければ、確実に前進しています。
なぜ、3個だけなのかを追求するのではなく、
次は、5個にする為に、どうすべきかを考えます。

可能であれば、質も数値化したいところですが、
まずは量からでも、得るもの(気づき)はあります。

2017年12月6日水曜日

強制せずに...

改善活動は何かと後回しにされがちですが、
後回しとならない、必要な事に置き換える事が出来れば、
そもそも強制する必要がなくなります。

それを自然に促せると完璧ですよね。
先日、促す感じがちょっと掴めるような事がありました。

この経験をふりかえってみると、
キーワードは、
・実施する人達が興味のある事
・準備不要で、すぐに出来る事
・結果がすぐに分かり、分かり易い事

改めて並べてみると、当たり前な気がしますね...
しかし、このキーワードを引き出して揃えるのが、なかなか出来ない
という事が分かりますね。

今までは、
後回しになりそうな時は、3つのポイントを押さえたアクションを
どんどん提案していた気がします。

しかし、そうではなく、
やりたい事、興味のある事を具体化して、
やってみたいと思うよな事まで落とし込む。

落とし込むところを良く分からないフリして
促せると良いのでしょうね...