2014年9月25日木曜日

考える時間

昨今、ソフトウェア開発で、
考える時間を削減する傾向にある気がします。

複数案もそうですが、
多角的に考えて、メリット/デメリットを共有した上で
一気に作る

のが最も早く作れる気がしています。

これは、つまるところ、

セットベース開発にて
多角的に分析し、
ポイントベース開発で一気に作る

のが最も早く作れるのだと思うのです。
セット・ポイントベース開発についてはこちらも参照してみて下さい。
セット・ポイント開発のススメ

セットベースの段階で
個客と共にいろいろと考え、共有する事が
ポイントベースの速度が上がる最大の要因だと感じています。


昨今は、このセットベースの段階を省略、
もしくは、とても短い期間となり、
ポイントベース開発が出来る状況では無いのに
ポイントベース開発に入ってしまう事が多いのだと思います。


そんな状況なので、
プロセスとか、いろいろな事をリセットして、
「今、本当にすべき事は何か?!」
みたいな事を
議論というより、みんなで改めて考えてみよう!
という感じで社内ワークショップとして開催してみました。

その結果をざっくりまとめて公開しました。
考えよう!


2014年9月12日金曜日

なぜアーキテクチャーが語られないのか?!

最近、アーキテクチャーが語られない気がしていますが、
みなさんの回りではどうでしょうか?

私の回りでは一部ではされていますが、
社内でみると、決して多くは無い気がしています。

では、どうすればアーキテクチャーが語れるようになるのか?!

いっぽう、フレームワークやプラットフォーム
という言葉は話の中で登場する事はあるようです。

しかし、その内容に
アーキテクチャーが無い(検討されていない)のでは?!

と感じる事が多く、
私がそう感じるのはなぜなのか?!
なぜ、アーキテクチャーが語られないのか?!

アーキテクチャーって
全ての中心にある事な気がしています。

細かい機能や性能を考える前に、
アーキテクチャーをどうするか
が無いと、極端には全てが無駄になる事もあると思うのです。

なぜ、アーキテクチャーが中心に無いのだろう?


弊社でも派生開発、保守開発が多いので
それが原因の1つであろうとは思います。

しかし、アーキテクチャーを語っても
周りの反応も今一つなのは、やはり意識されていない
言葉に馴染みが無い

という事なのだろうと思います。


といった事がモヤモヤしていました。


そこで、一大決心し、
SWESTからちょくちょく議論させて頂いている大先輩に
突然の連絡をしてみる事にしました。

すると、快諾を頂き、いろいろと議論をさせて頂きました。

議論すると、そこから発展して、視野が広がり、
付随する思わぬ情報まで得る事が出来て、とても楽しいですね。

やっぱり議論する事って大事ですねぇ