2017年10月24日火曜日

身近なものからハカる

最近、お気に入りの言葉です。
「身近なものからハカる」

昨今のソフトウェア開発では、静的解析ツールがだいぶ進化し、
ツールの種類も選べる状況にありますが、
そんな状況でも、あまりハカる習慣は無い気がします。

日々の業務において、身近な事、物をお手軽にハカる事で
当たり前ですが、現状が見える化できます。

そして、もう一つの鍵は「量」です。
「質」をハカるのは難しいので、まずは「量」からハカる。

しかしながら、量も細かくなっていくと、質に近くなります。

例えば、ドキュメントの量を測るとして、
最初は、大まかなページ数から宣言し
徐々に、ページ内の記載項目数や表や図などと
細かく宣言していけば、
1ページ内の項目数が分かると、1項目の大まかな粒度が分かります。
粒度は質に関係します。

正式なドキュメント以外でも、ちょっとした調査でも
メモ程度は残す事が多いと思います。
すると、それはドキュメント同様にハカれます。

メモを残さない場合でも、何をどのくらい調査するかは
ハカれると思います。


更に、それを宣言すると、より多くの気づきを得らると思っています。

身近な事、物の量を宣言して結果を比べる。

今日は何をどのくらい作成する
と宣言し、結果、どのくらい作成出来た 
とふりかえり、結果を検証するのではなく、次の宣言に生かす。

これを繰り返すと「量」の意識が徐々に「質」になっていくと考えています。

質を意識する為にも、
身近なものから量を宣言する!

2017年10月11日水曜日

起きた事(事実)を言葉にするには?

状態と行動を分けるには、どうすれば良いかを考えている中で、
起きた事(事実)を捉える事が、一つのキッカケになると思い始めています。

その理由は、状態がそのまま、成果、結果と結びつけてしまい、
結果が出ない、成果が出ない事(つまり査定が悪くなる事)
を回避したい思いから、
成果、結果が出し易い行動だけを意識してしまう。
と考えたからです。

昨今は技術者のステータスみたいなものが、あまり無いのでしょうか?!
忙し過ぎて、そんな事を語り合う場も時間も無いのかもしれません...

結果や成果ではなく、起きた事(事実)を捉え、
そこから気づきを得る。
その為には、起きた事を言葉にする、表現する事が必要なのでは?!

その為には、言葉にする場、表現する場が必要ですね。

朝会などで、そんな場が作れると良いと思いますが、
いきなり「昨日、やった事ではなく、起きた事を話そう」
といっても、なかなか難しい気がします。

恐らく「やった事(行動)」を話す癖が出来ている気がするので、
難しい気がしています。

もっとワクワクするような仕掛けが必要では?!
と考えると、アイスブレイク的なアプローチが思い浮かびます。
しかし、毎日アイスブレイク?!
という疑問も...

などと考えながら、ネットをうろついていると、
Good&New なるものを見つけました。
米国の教育学者ピータークラインさんが提唱している
アイスブレイク、チーム活性化の手法という事です。

日本でもいろんな方が紹介していますね。

フューチャーマッピングでも登場するクシュボール
そろそろ必要なのかなぁ...