「身近なものからハカる」
昨今のソフトウェア開発では、静的解析ツールがだいぶ進化し、
ツールの種類も選べる状況にありますが、
そんな状況でも、あまりハカる習慣は無い気がします。
日々の業務において、身近な事、物をお手軽にハカる事で
当たり前ですが、現状が見える化できます。
そして、もう一つの鍵は「量」です。
「質」をハカるのは難しいので、まずは「量」からハカる。
しかしながら、量も細かくなっていくと、質に近くなります。
例えば、ドキュメントの量を測るとして、
最初は、大まかなページ数から宣言し
徐々に、ページ内の記載項目数や表や図などと
細かく宣言していけば、
1ページ内の項目数が分かると、1項目の大まかな粒度が分かります。
粒度は質に関係します。
正式なドキュメント以外でも、ちょっとした調査でも
メモ程度は残す事が多いと思います。
すると、それはドキュメント同様にハカれます。
メモを残さない場合でも、何をどのくらい調査するかは
ハカれると思います。
更に、それを宣言すると、より多くの気づきを得らると思っています。
身近な事、物の量を宣言して結果を比べる。
今日は何をどのくらい作成する
と宣言し、結果、どのくらい作成出来た
とふりかえり、結果を検証するのではなく、次の宣言に生かす。
これを繰り返すと「量」の意識が徐々に「質」になっていくと考えています。
身近なものから量を宣言する!