リーン、リーンスタートアップやアジャイルでは
顧客に価値を早く届ける為に
短いサイクルで継続的に顧客に動くものをリリースします。
しかし、動くモノ、リリースしたモノ
に価値が無いのでは意味がありません。
リリースするモノの価値について考えてみました。
リーンスタートアップでは価値があるかを検証する
という事になり、検証して学ぶことが目的なので、
検証する事、そのものに価値がる。
だから、検証する為にリリースする。
一方アジャイルは、ユーザーストーリーに価値がある事が前提かな?
と思ったのですが、
こちらもリーンスタートアップと同じ考え方が出来ますね。
ユーザーストーリーが仮説であれば、
こちらも検証する事を目的とすると、仮説であっても価値がある事となり、
価値がある事が前提でなく、検証する事が目的であれば、
リリースする動くものに価値がある事になる。
結局、価値定義が重要という事ですね。
価値定義の合意形成の中では、
考えても分からないから、とりあえず作って、試しに使ってもらう。
という葛藤があります。(ありました。)
価値定義を曖昧にしたまま、とりあえず動くものを作るとどうなるか。
定義が曖昧なので、シンプルで明確なユーザーストーリーにならない。
恐らく、仕様化、具体化のところが遅くなるのでしょう。
単純な比較は出来ないので、正確には分かりませんが。
今回、価値定義が重要だと実感する機会があったので、
再度、考えてみました。