2017年1月21日土曜日

Event と Adjustがイイ!

振返りもTEFCASで実施してみると、なかなかいい感触です。
以前も少し紹介しましたが、

「TEFCAS」を簡単に紹介すると、

Trials(Try-alls):思い付く小さな実験を全てやる
Event:小さな実験の結果(事実として捉え、成功/失敗とは捉えない)
Feedback:結果から成功に到達する為のインプット
Check:インプットの信頼性をチェック
Adjust:目標実現に向けての調整
Success:具体的な成功イメージ(脳へのインプットであり、ここが起点)

という感じです。

この何が良いか?!
というとEventとAdjustです。

まずはEventから

Event:事実を捉える 
これがかなりお気に入り。

振返りだと、Tryの結果をどうしても良かった/悪かった で捉えがちですが、
結果を事実として捉えると、そこを一度俯瞰する事になり、
Tryの結果を少し深堀する結果となります。

その事実から、Feedbackとして、現在は「分かった事」「得た事」
として実践しています。
「成功に到達する為のインプット」だと少し分かり難いかと思ったので
このように説明してやっていますが、
結果的には、得た事がインプットとなる筈だと考えています。
ここでも良い、悪いではなく、何を得たのかを議論する事で、
次の目標達成に向けたTryに繋がり易くなる印象です。

面倒でもEventを入れる事で、
チームとして、Tryの結果の捉え方が少し変わった感じがしました。

次にAdjustですが、
ここも次のTryに行きたいところですが、
Adjustを入れる事で、目標を再度確認し、チームとしての方向性が定まる印象です。
目標って意外と忘れがちな気がしますが、そこを立ち返る一手間という印象です。

実は、現状では、その次にもう一手間「Pivot」を入れています。
なので、正確には、TEFCAPSですかね。

言葉としては、適当では無いかもしれませんが、
調整後、明示的にPivot:意味としては「判断」を入れました。
いわゆるリーンスタートアップのPivotをイメージしています。

方向性を定めて集中する事でより、チーム力が上がる事を期待しています。
「こうしよう!」とチームでシンプルな事に集中すると
想像以上のチーム力が発揮される事がありますよね。
これを毎回でなくとも、よりチーム力が発揮し易いように
との思いを込めて、判断する というアクションを入れました。

今のところ、これが作用している感じは全くありません....
目標によっては、チームによっては作用する事があるかも?!
と期待しつつ、引き続き実践していきます。
 

2017年1月9日月曜日

あぶり出し

TOCのFRT(未来構造ツリー)

FM(フューチャーマッピング)

の取り組み、もう少しだけ実施チームが増えました。

いずれも時間制限を設けて実施しているだけに
思うように気づきを引き出せなかったと反省していました...

しかし、改めて全てを見直すとチームのカラーや
プロジェクトの状態が炙り出されているようです。

ポイントは2つありそうです。
まだまだ仮説ですが、
1つは、FRTのターゲットを3ヶ月後に置いた事
3ヶ月は現実的でもあり、遠過ぎない未来でもあり、
やりたい事、現実的に出来そうな事、目指したい事などなど
が、交錯するようです。

多くは現実的な面に引っ張られますが、
ありたい姿が見え隠れします。
しかも、この「ありたい姿」は、現状の不満の裏返しとなる傾向がありそうです。

もう1つは、キャラ設定ですね。
キャラ設定する事で無意識な思いやアサンプションが自然と出てくるようです。
まさに「あぶり出し」という印象です。

この炙り出し効果は、思わぬ副産物です。
そこに気づかせてくれた、道場関係者のみなさんに感謝です!