2017年5月25日木曜日

アジャイルはCool過ぎるぅ!!!!

最近、またアジャイルが凄いと思う。
XPはやっぱりすごい! と以前も思ったが、

いま、改善を進めていく中で、
アジャイルはとても軽くて確実に成果の出るやり方(考え方)だと
強く感じている。

改めて「アジャイル宣言」を見て納得する(何度も納得している...)

ドキュメントに関する考え方も書く事による弊害を上手に避けている気がする。
ドキュメントが無くても
問題が起こらないように、メリットがあるように工夫をしている。

それが「プロセスとツールよりも個人と対話を」かと思います。
こう考えると、ここのツールにはドキュメントも含まれている気もしてきます。

当然必要なドキュメントは作成するのですが、
「必要なもの」の判断基準が何か? が問題ですよね。

価値あるソフトウェアを早く提供する為に必要なドキュメントは作成する 
という事ですよね。

常に不要なものは何かを考える。
常に価値あるソフトウェアを早く作る事に集中する。
結果的に、そこ向かわない全ての無駄が排除される。

更に、アジャイルはプロセスやレビューなどの形骸化をも
上手に回避していると思うのです。

形骸化すると、何も考えずにプロセスを実施する事が目的となる。
形骸化とドキュメントは強い関係にあり、
ドキュメントに頼らない事、細かいルールを決めない事で、
無駄の発生源を上手に断っている。

とヒシヒシと感じています。

そして、なんともカッコイイのが、
このような事をウダウダと語るのではなく、
「常に価値あるソフトウェアを早く作る事に集中する」
とシンプルに表現している事! 

多くを語らずシンプルに宣言している事が、
たまらなくカッコイイ!!!

2017年5月9日火曜日

イノベーションとリスク

少し前になりますが4/21の朝日新聞に「イノベーションへの道」
という記事がありました。

見出しには、『「何もしない」がリスク最大』とあり、
イノベーションに取組む際のリスクかと思いきや、
全く逆で、時代の激しい変化に対応する為にも
イノベーションに焦点を定めた戦略に取り組む必要があり、
「何もしない、先送り」は最大のリスク!

という事でした。

とても力強い言葉で、強く共感しました。

それと、驚いたのが「技術革新力ランキング」です。
そんなランキングがある事も知りませんでしたが、
2007年は日本が4位だった事に驚きました。
10年前は4位だったなんて! という感じです。

更には、2012年は25位 なんと5年で急降下。
2016年は16位と、なんとか持ち直してきている感じですね。
16位と持ち直してきているのも底力を感じます。

話を戻して、リスクについですが、
企業では流石に「何もしない」という状況は少ない気がします。
それぞれ危機感を感じて何かはし始めている状況だと思うのです。
一方で「先送り」の可能性は高い気がしています。
記事で指摘しているような環境変化、環境改善を
「先送り」にしている可能性は高いと感じています。

改善した結果としてイノベーションが100%起こるのであれば
誰も躊躇しないと思うのですが、何から始めるにも不確実な事ばかりですので、
これまでのマネージメントも変えていく必要がありそうです。

こう考えていくと、GEとリーンスタートアップが頭に浮かびます。
マネージメントも含めて一気に変革させているGEは流石という事でしょうか。

GEのようにはなかなか実践出来ませんので、頭を切り替えて、
少しずつ変革を起こしていくと考えて、
頭に浮かぶのは、リーンスタートアップの企業内スタートアップとDialogic OD
と『「微力」だけど「無力」じゃない』
(朝日新聞の「私の折々のことばコンテスト」受賞作)

が思い浮かびました。

リスク回避の鍵は微力かも!
という事で、今日も微力を重ねいきます!