各作業の見積もりから、顧客に提示する見積もりまで
常に様々な見積もりをしていますよね。
そして、みなさん見積もりで苦労していますよね。
その多くは、見積もり通りに行かない事でしょうか。
私は見積もりのコツは、ずばり!
「見積もらない事」だと思っています。
「見積もらない事」がコツであり、
その為に、まずは「分ける」という事です。
見積もれるもの
と
見積もれないもの
を「分ける」のです。
そして、分けた後が更に重要で、
見積もれないものは「見積もらない!」事です。
見積もれないものまで、
無理矢理見積もる事が、ダイレクトに失敗(デスマーチ)に繋がります。
とは言っても見積もらない訳には行かない事が殆どかと思います。
では、見積もらないでどーするか!?
と、その前に「分ける」という点について、
もう少し考えてみたいと思います。
というのも、
見積もり可能なもの
と
見積もり不可能なもの
の間には、似て非なるものが満載です。
この似て非なるものを
1つ1つ分けて考える事が必要となります。
似て非なるものを「分けず」に「可能」と判断してしまうと
当たり前ですが、見積もり通りには行かなくなります。
見積もりで失敗しない為には、
「分けて」考える事で、見積もれないものを見極め、
見積もらない!
だと私は思います。
世の中には
見積もり手法などもいろいろありますが、
それらのほとんどは、
「見積もれるもの」の精度を上げる為のものです。
そして、
失敗要因のほとんどは「見積もれないもの」にあります。
では、改めて見積もれないものを
見積もらないでどーするか!?
答えを一言でいうと、リーンのセットベース開発です。
その詳細は、また改めて....
見積もりに関連して、
私はマコネルのこの言葉が大好きです。
「予測の研究から分かったもっとも永続的で役に立つ結論の一つ。
一般に簡単な手法は複雑な手法と同じくらい正確だ!」
簡単に分けて考えましょ!