2015年10月26日月曜日

価値共創A3

ソフトウェア開発者は、基本的に受け身である
という仮定から

プロジェクト毎に価値共創A3を作成する
というアイディアが生まれました。

何が価値となるか、何が無駄となるかを
プロジェクトの最初から最後まで自身に問い続ける為のA3

プロジェクトを管理するのではなく、価値を管理する
というイメージで、A3プロセスを通じて、A3を作成していく。

CCPMの余計なところを管理せずに、集中すべきところを管理する。
というコンセプトにも合致していて、
集中すべきところを「価値」として管理する。

実際のところソフトウェア開発では認識の違いが大きな問題となる為、
作業の進捗管理よりも、価値などを管理する方がより効率的になるかもしれませんね。

ただ、価値をどう管理するかはかなり難しいですが....
A3として作成する事で、他者が活用可能となり、
更に、良いA3が作成されていく。

課題はさておき、こうなると良い事ずくめですね!

やっぱりやってみようかなぁ

2015年10月16日金曜日

受託開発のサガ?!ソフトウェア開発のサガ?!

最近、トラブル続きで、
その原因を対立解消図や因果関係図を使って分析しています。

分析の結果、
「受け身だった」
「早く終わらせたいという気持ちから自分勝手なゴール設定をした」
という根本原因が見えてきました。

「ソフトを作っていたい」、「動くものが作りたい」、「早く動かしたい!」
といった”サガ”が、その行動を引き起こす!

という分析結果です。

これってプロフェッショナルのやる事???
これも「不確実性の非耐性」と言っていいのか???
という感じですが、
この”性(さが)”も分からなくは無いです。

ここで、1つの疑問が。
これは、受託開発だからそうなるのか、
それとも、メーカーやツールなどの
製品開発に関わるソフトウェア開発技術者全般に言える事なのか?!

組込み系の製品ソフトウェア開発では、
ハードなどの仕様に合わせて作り込む事が多いと思います。
この場合は、仕様提示者が別にいる事になり、
受託開発と似た状況でもあるかと想像しています。

ツール開発などでも同様に仕様提示者がいる場合は似た状況といえるかもしれません。

大きくは、システムや製品としての上流工程に如何に関わるか、
というより、プロとしてどのように関わるか
といった「関わり方」の問題なのかもしれません。

いずれにしても、プロとしての性(さが)を持つような革命?
が必要なのかもしれないと思う今日この頃です。