2021年4月20日火曜日

スピード感

昨年から「スピード感」という言葉に振り回されている気がします。

自分でも良く使ってしまう気がしますが、この言葉は、とても曖昧でやっかいですね。


「遅れている」は、必ずといっていいくらい、

具体的にどのくらい遅れているかをハカろうとしますが、

「スピード感」は、ハカろうとしない傾向にある気がします。

なぜでしょうか?


大きくは、使い方、活用シーンが違いそうですが、

聞いてる側としても、

漠然と「今より早く」、「更に早く」、などなど

それぞれが、漠然とした認識を持つので、

あまり数値化する意識にならない気がします。


それぞれ違う認識である可能性が非常に高いと思うのですが、

結果的に、それぞれがレベルアップ、スピードアップすれば、

特に問題は無いですね。


問題となるのは、スピード感が無いなどと否定された時ですね。

スピードアップしたと感じる人と、

スピードアップしていないと感じる人がいる

場合には、具体化が必要かと思います。


しかし、このようなギャップがある場合でも、数値化しない傾向にある気がします。

漠然とした課題となっているからでしょうか。

となると、

今起きている事の把握、現状把握が必要な気がしますね。

現在状況の共通認識という方が分かり易いですね。

つくづく、現状把握、現状認識、

いやいや、現在状況の共通認識は大事ですね。

2021年4月9日金曜日

気づきを掴む!

 少し前ですが、

現状を知る為のヒアリングをしました。

ほとんど何も知らない業界の現状把握だった事もあり、

あちこち話が飛ばないように、時間の流れにそって話が出来るように

業務の流れを想像し、資料にしました。

更には、間違ってても指摘してもらう事で、話のとっかかりとなりますし

それがそのまま現状把握になると考えました。


すると、当日、驚く結果となりました。

とっかかりは資料なので、まずは間違い、相違点があれば指摘して下さい

とお願いしたのですが、

その回答は「この資料の通りです。」

という事でした。


ところが、1つ1つ資料を確認していくと、

大きく異る点がありました!

先方は、大きく違うとは認識していません。


あぶなく、気付きを逃すところでした!!

結果として、大きく2つの収穫となりました。

1)相違点については、気にもとめない些細な事という認識である

2)こちらの認識と手順が違う事


それともう一つ。

手順を分解するのは、JOBS法(Jobs to be done)

のアプローチで、細かく分解しないと効果は無いものだと思っていましたが、

分からない事が多い状況でも、分解の粒度が大きくても、

効果があるものだという気づきを得ました。