2015年12月21日月曜日

やっぱりセットベースアプローチ!

改めて、複数案から絞り込む事はとても効果的であると感じます。
何が効果的かというと、以下の4点かと思います。

1)自身の考えを整理出来る
2)多角的に客観視出来る
3)セルフレビューとなる
4)後から見直す場合に理解が早い

案を検討する上で、
メリット、デメリットを明確していくのですが、
意外とやっかいなのが、デメリットを考える事です。

すんなり出てくる事もあるのですが、なかなか手強いです。

メリットを返せばデメリットとなる筈!
などと思ってはいますが、
そもそもが、解決策の1つとして考えているので、
ある意味「良い案」だとも思っているところがあるのだと思います。

なので、ちょくちょく固まります....

しかし、固まるので考える必要が出てきます。
これが重要かと思っています。
この時間は無駄ではなく、これこそ必要な時間だと思うのです。

だとすると、単純に複数案をプロセスとして定着させれば
考える時間が必然的に生まれる可能性もありますね。

ものすごく簡単そうですよね。
しかし、現実はなかなか広まらないし、定着しそうでしていないって感じです。

ですが、今は本質思考道場効果で定着する事を期待しています。
さて、どうなるでしょうか?!






2015年12月9日水曜日

議論で開発スピードを上げる!

アマゾンの策略にはまり、
「行為のデザイン思考法」
に出会い、読んでみたところ...アマゾンに感謝です!

考え方がアジャイル的であり、
リーンのセットベースやMVP的な要素も含んでいて、
開発においてやるべき事は共通していて「考える事」であると改めて感じました。

開発関連の書籍とはちょっと違う雰囲気で
とても読みやすく、さらっと読めてしまいました。
とても重要な事もさらっと読めてしまい、印象に残らないかも!?
と余計な心配をするほどです。

ちょっとだけ内容(お気に入りの表現という感じでしょうか)を紹介しますと、

「ズレの原因となるバトンタッチ型フローから時間を共有する円卓型に変える」
> 瞬間的に、ミッション・リスク分割型から、ミッション・リスク共有型へ
> ウォーターフォールからアジャイルへ の2つをイメージしました。
> しかし、ウォーターフォールでも円卓型は可能ですね。

「議論をしっかりしているからこそ開発スピードが上がり、製品化までの時間が短くなる」
> 具体的な比較データは掲載されていませんが、断言されているので
> 今後、いろいろと引用させて頂く事になると思います。

「デザインには美しさがなければいけません」
> この表現大好きです!

「時間軸で流れる『行為の美しさ』、
「プロダクトやサービスの底にある『考え方の美しさ』」
> 「考え方の美しさ」大好きです!

開発プロセスも美しく!
リボンモデルで行こう!