2020年1月21日火曜日

ソフト開発はアート!?

先日、あるミーティングが脱線して、
ソフトウェア工学についての議論となりました。

その中で、
「ソフトウェア開発はアート、芸術に近い」

との意見が出ました。

全く異論はありません。
むしろ、身近で同じような主張をする人が出てきた事に喜びを感じています。

振り返ると、ざっと25年前ですね。
私は新人教育などで、プログラミングは絵を描くようなもの
と表現してきました。

構図を決めて、色を重ねていく感じが似ていると感じていました。
ソフトウェアはどのように設計しても、コードを書いても
自由なので、このあたりも白いキャンバスに自由に描く事と
似ていると感じていました。

今でも同じように感じています。
当時は同僚も含めて誰も賛同者はいませんでしたが、
今はそんな昔のことは、もう忘れているでしょうね。

世間では、デザイン思考、アート思考などが注目されています。
3,4年前くらいからでしょうか…
イノベーションには、ビジネスのサイエンスにアートを加える事が不可欠
みたいな事がいわれていますね。

これも、まったく異論はありません。
むしろ、今だからというより、今までも必要だったのでは?!
と思います。

これまでも開発者というより、アーティストという著名人は
少なからずいました

これからも、同じような表現をする人が増えるように
たとえ、賛同者がいなくとも、めげずに表現し続けていきたいと思います。

2020年1月8日水曜日

違和感を大事にする

VUCAも聞き飽きましたが、
とにかく、良く分からない今を、堂々と生きよう!
と、これまた良く分からない決意をした年始です。

改めて、ソフトウェア開発は不確実な事が多い気がします。
環境が少し変わっただけで動作しない!
なんてことも良くありますよね。

その原因が品質の問題である事がほとんどかと思いますが、
それで”良し”としてしまう事が、曖昧で不確実で複雑と言えるかと思います。

そう考えると、動くているロジックは触るな!
という考え方も分からなくは無いですが、
この考え方はプロでは無い気がします。

プロとして探求心と違和感を放置しない事は
とても大事かなと思います。

ですが、違和感はとかく放置してしまいがちです。
不思議と違和感は、
一度、放置しても思い出す事が多くないですか?
やっぱり放置してはいけない!
と思い直す事が多い気がしています。

なので、最近はキチンと感じる事が出来ているのだから、
この感覚をもっと大事にしていかないと!
と思うのです。
といいますのも最近は、この感覚を大事にしないと、
この感覚そのものが無くなってしまう!
という恐怖感が出てきたのです…爺さんになったのかな…

弱音はさておき、今年は違和感を大事にして、
リボンモデルを進化させます!