2016年9月22日木曜日

6時に帰る仕事術とカンバン

最近、「6時に帰る」、「定時に帰る」などをキーワードに
書籍をあさっています。

もちろん、図書館を最大限に活用しています。

あさった中の1つ
『フィンランド流 6時に帰る仕事術』

で、なんと「トヨタのカンバン」についての記載がありました!

しかも、ソフトウェア開発に導入した事例の紹介でした。
これが、6時に帰る仕事術の1つとして記載されています!

考えてみれば、当たり前で、
あさったどの書籍も、ムダを省く事で6時に帰る事を実現する内容が多く、
ムダを省く為の具体的な工夫や
時間に対する考え方、取り組み方などの紹介が主なので、
本質的には、トヨタ方針と同じ「現場改善」です。

ですが、このような書籍では、ソフトウェア開発に関する例の紹介は
ほとんど無い印象があるのと
本質的には同じでも、具体的な生産系のトヨタ方式との接点がある事は
全く予想していなかったので、少し驚きました。

しかも、「考える」事から始めて、残業が減ったのはもちろんですが、
職場が活発化された効果の方が大きい 

と紹介しています。

強力なトップダウンで実施されたらしいのですが、
結果的には、やらされ感のある改善ではなく、
活発化したポジティブループ&反対者にも伝染となる改善となったようです。

数値データよりも、
職場の活性化、活発化は大きな原動力、影響力となる!
って感じですね。

その他、フィンランド流は、共感する事が多くあり、
お勧め書籍の1つになりそうです。

2016年9月11日日曜日

捨てる力=突破力?!

「捨てる力」を目にしてから
先日、立て続けに「捨てる」との出会いがありました。

「『捨てる仕事』選びがパフォーマンスを高める」(「3人で5人分の成果を上げる仕事術」
「何を取り、何を捨てるか」(「伝える力」

いずれの2冊も、本を手に取りぱっと開いたページに
偶然にも「捨てる」があったのです。

このような出会いって本当に不思議ですよね。
この2冊には、「捨てる」を求めていた訳では無かったので、
こんなところに!?という感じでした。

内容はどちらも、捨てるには、
これまでの常識や前提にとらわれる事なく、何が重要かを見極める力が必要だと。
前回の内容と同じですね。

羽生さんの「捨てる力」に戻る感じですが、
これまでの経験や、常識、前提、思い込みが邪魔をするので、
なかなか本質を意識出来ずに、
結果的に捨てる事が出来ない....

面白いのは、捨てる目的というか、捨てる為の意識というかが、
この3冊いずれも成長や進化、新たな発見といった
未来に向かっている点が印象的でした。

それぞれ書籍のタイトルの通り視点が違うので、アプローチというか表現方法が違うのですが、
未来に向けての突破力のようなものを
それぞれで異なる表現をしている気がします。

何を目指すか、どこに向かうか
今に満足する事なく、進化し続ける意識がとても重要なのだと強く感じました。

これこそが本質思考の原点なのかもしれません!?