2016年10月24日月曜日

見える化はまず未来にフォーカス!

不確定要素の多く、状況変化の激しいソフトウェア開発
故に、見える化が進化しないのか、
見える化しないから、何も変わらないのか....

2年目となる本質思考道場にて
不確定要素の多いソフトウェア開発での改善方法が見えてきました。

そして、改めてアジャイルやリーンのやり方が理に適っていると実感します。
なので、似たような事が既に体系化されているかもしれませんが...

ポイントは見える化!
しかも、現状の問題をフォーカスするのではなく、
まずは未来にフォーカスをあてます!

不確定要素が多く、見える化が進んでいないソフトウェア開発では
見える化していないので、誰もが見て分かる「事実」が非常に少ない事が多い
これが、現状の問題の特定や原因特定する上で、大きな障害となります。

問題の本質を! といっても事実が少ないので、とても時間が掛かります。

その為、問題は軽めに共有して
目指す姿や、目指す状態を共有し、定義します。
今のところ、TOCの簡易FRTを作成するのがベストな感じです。
(FRTだと、FRTがそのままスケジュールになります!)

すると、ここから問題が見えてきます。
問題が見えてくれば、あとは目指す姿や状態に向かって行動するのみ!

行動した結果の見える化では悩む事も多くありますが、
目指す姿は共有出来ているので、そこに向かって
能動的に見える化を進める事が出来ます。

問題点の見える化となると、後ろ向きになりがちですが、
この手順で進めると、不思議なくらい自然と見える化を進める方向に流れていきます。

まだまだ事例は少ないですが、
行動喚起のポイントは抑えられている気がしています。

五輪書の水之巻にある
「遠きところを近く見、ちかき所を遠く見る事」
という感じですね。
「遠く」を先にしている点には、重要な意味があったりして!?

2016年10月11日火曜日

見える化と活性化

最近、見える化する事の重要性が、やっと分かってきた気がします。
これまでも、見える化が必要だとは思っていましたが、
恥ずかしながら、その重要性には気づいていなかった気がします。

今頃?!という感じですが、ソフトウェア開発では、見えない事、モノが多いので、
難しいし、ムリな事もある! と決めつけていました。

ですが、これもアサンプション!
決めつけてはダメですね...

見える化する事で、コミュニケーションが活発になる
というより、コミュニケーションの質が変わる
という印象を受ける場面を何度か体験しました。

主に、本質思考道場で
TOCのクラウドや、未来構造ツリーの作成を支援している時なのですが、
書き出してあると、余計な事を議論せずに、
そこに集中出来る為に、質が変化する感じがします。

疑問や問題点もそうですが、
ちょっとホワイトボードに書くだけで、書かない時より議論が活発となる気がします。

という事は、
見える化した事、モノにより何かが活性化する筈!?
逆に、活性化したいのであれば、見える化すれば良い!?

という仮説を元に
ネットをふらふらしてみると、そんな書籍も多くあるようです。
他の人が実践している、実践してきた「見える化」を
もっともっと勉強する必要あり!

と、今更ですが、気づかされました。