2020年7月20日月曜日

改めて抵抗の6階層を考える

先日、合意形成の議論となり、
改めて抵抗の6階層を考えてみた。

  1. 問題の存在に合意しない
  2. ソリューションの方向性に合意しない
  3. ソリューションが問題を解決できるとは思わない
  4. ソリューションを実行するとマイナスの影響が生じる
  5. ソリューションの実行を妨げる障害がある
  6. その結果起こる未知のことへの恐怖

議論は、1.を合意した筈なのに…
という相談というか、雑談から始まったのですが、
6階層を意識して合意形成を試みたという事ではないので、
合意を得られないというより、
2.3.についてのツッコミがあったという印象です。

こういう事はよくある気がします。
いわゆる、よくあるケースをよくよく考えてみると
2.3.での抵抗は、やっぱり1に合意していない気がしてきます。

相手は、合意したフリをしているだけというか…
方向性として反論ないだけというか…
世界平和には合意という感じというか…

合意の度合いというか、熱量が全くない合意な気がします。

問題とその背景など、
1の問題をどう表現するか、どう説明するかで、
合意の熱量が変わる気がします。

だとすると、何が必要か、どんな説明をすれば良いのか…
関係者が身近に感じられる表現が必要そう
伝える人毎に表現やフォーカスを変える事も必要そう
取り組むべき問題と思う熱量を上げる事も必要そう

などと、考えていると、

「6段階目で抵抗されるのは、結局1が合意出来ていない」
と、聞いた事を思い出しました。

やはり、1番は重要ですね!!
ですが、合意の定義が必要な気がしてきました。

合意=問題意識の熱量が同じ

という事になるのでしょうか…

3 件のコメント:

  1. 敢えて極めて抽象的な書き方をすれば、総論賛成各論反対でしょうね。
    この場合、1.で合意した問題を具体的に定義して解決策を考えるという「具体化」の行動で、抽象化された問題表現であれば感じなかった違和感(敢えて違和感と書きます)を感じてしまうのだと言う気がします。
    その意味で、
    >1の問題をどう表現するか、どう説明するかで、
    >合意の熱量が変わる気がします。
    これは全く同感です。

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    1. コメントありがとうございます!
      いい反応を得るとその気になってしまうので、次の段階で抵抗されると当事者としては、なぜ!?って感じにはなりますよね…
      このパターンは本当によくある気がしてます

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  2. このコメントは投稿者によって削除されました。

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