2017年6月8日木曜日

自分の言葉

Dialogic OD のワークショップに参加して、
ナラティブ(Narrative)を知り、
それ以降、自分の言葉で話す、語る
という事について考えています。

ソフトウェア開発業務の中で
自分の言葉を使っている人
自分の言葉を使ってコミュニケーションしている技術者は少ない気がしています。

誰もが使う、抽象的な表現で曖昧なまま開発が進んでいる気がするのです。

多くの人が自分の言葉で表現するだけで、
認識違いが明確になり、齟齬なく開発が進むのではないかとも思います。

メタファーのように同じ言葉を使う事も重要ですが、
そのメタファーを作り上げる事がもっと重要な気がします。

自分の言葉で表現して、
互いにぶつかりながら、コンフリクトしながら創り上げるメタファーだからこそ、
意味があるのだと思うのです。

「自分の言葉」がなんだか分かり難い気もしますが、 
あまり難しい事ではなく、
具体化する事、細分化する事、詳細なイメージを造る事
で、自分の言葉が創られていく気がします。
はじめは、教えられた言葉、人が使っている言葉を使っていても、
それを少しずつでも具体化していく事で、少しずつ自分の言葉になる気がします。

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