しつこいですが…もう少しだけ。
道具の使い方のような流れになっていますが、
やはり『管理』の考え方な気がしますね。
改めて、私がアジャイルを始めたきっかけとなった
『エクストリームプログラム入門』
を読んでみると、
12章に「管理戦略」という章がある。
ここでは、XPの原則に従って考えをまとめています。
先日のゴールシステムコンサルティングの村上さんのセミナーと同じです!!
やはり極めた人のアプローチは同じなのだと改めて感じます。
話しを戻して、
ケント・ベックは管理として
大きく、コーチとトラッキングの必要性を説明していますが、
随所にプログラマーの邪魔をしない事という感じの説明が出てくるので、
管理=ケント・ベックは結局のところプログラマーの邪魔をしない事
と読み取れてしまいます。
ある意味では、何もしない事が究極の管理と言えるかも…
管理として何をするかは棚上げして、
ケント・ベックが言いたいのは、
管理=プログラマーのパフォーマンスを最大限に出す事
なのでしょうね。
となると、村上さんの解説と全く同じになります。
という事は、
私は、何十年も前に管理が何かを知っていた事になりますね…
『エクストリームプログラム入門』
の最後に、またヒントがある気がしました。
27章に「結論」という章があり、
そこで、変化に備えない事が究極の備えである
と言っています。
全てに備えようとするのは無理なので、逆説的に何も備えない。
準備する事を諦める事が完璧な備えである。という事です。
この考え方がCCPMとの大きな違いなのかもしれません。
恐らく、バッファを準備して備える事が、
しっくりこなかったのだと思います。
最後の章を覚えていた訳ではありませんが、違和感の元はここな気がします。
しかししかし、バッファだけを監視して
バッファに問題がなければ何もしない。
バッファが危険になった場合の備えをしない
という考え方を取れば、こちらも究極の備えと言えますね!
ループに入った感じですね…
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