2020年9月18日金曜日

仮説定義VS早く試す

リーン、リーンスタートアップやアジャイルでは

顧客に価値を早く届ける為に

短いサイクルで継続的に顧客に動くものをリリースします。


しかし、動くモノ、リリースしたモノ

に価値が無いのでは意味がありません。

リリースするモノの価値について考えてみました。


リーンスタートアップでは価値があるかを検証する

という事になり、検証して学ぶことが目的なので、

検証する事、そのものに価値がる。

だから、検証する為にリリースする。


一方アジャイルは、ユーザーストーリーに価値がある事が前提かな?

と思ったのですが、

こちらもリーンスタートアップと同じ考え方が出来ますね。

ユーザーストーリーが仮説であれば、

こちらも検証する事を目的とすると、仮説であっても価値がある事となり、

価値がある事が前提でなく、検証する事が目的であれば、

リリースする動くものに価値がある事になる。


結局、価値定義が重要という事ですね。


価値定義の合意形成の中では、

考えても分からないから、とりあえず作って、試しに使ってもらう。

という葛藤があります。(ありました。)


価値定義を曖昧にしたまま、とりあえず動くものを作るとどうなるか。

定義が曖昧なので、シンプルで明確なユーザーストーリーにならない。

恐らく、仕様化、具体化のところが遅くなるのでしょう。

単純な比較は出来ないので、正確には分かりませんが。


今回、価値定義が重要だと実感する機会があったので、

再度、考えてみました。



0 件のコメント:

コメントを投稿