2016年3月10日木曜日

個人作業の遅れは問題か?!

最近、ふと思うのですが、
個人の作業が遅れている事は問題か?!
と。

不確実な事があれば遅れる。
割り込みがあれば遅れる。
ですが、これは当然で、遅れる事は問題では無いのでは?!

不確実である事や、割り込み入る事が問題であり、
遅れる事は問題では無い!
ですよね。
本質思考道場を始めて、自身でもA3を書くようになり、
更には、多くの人のA3を見るようになり、こんな事を思うようになりました。

話を戻して
遅れが問題と認識してしまうのは、遅れない事が前提である為ですよね。
この前提が遅れを隠す事にも繋がるのかと思いますが...
この前提はまさしく、諸悪の根源な気がします。

作業内容が不確実であれば、遅れてもおかしく無いですよね。
更には、開発はチームで実施すべきで
チーム全体としての遅れに影響が出ないようにチームで調整していくべきだとも思います。

となれば、余計に
個人の作業が遅れる事、そのものは問題では無い気がします。

遅れた原因が問題であり、
遅れた原因を解決しない限り、更に遅れが大きくなるので
原因解決が後になればなるほど、対処不可能な状態へと近づいていきます。
「遅れない」という前提恐るべし!

もしかすると、これがなくなると、どの開発もうまく行く?!
更には楽しくなるかもしれませんね!
というか、この問題を解決したのがCCPMという事なのでしょうが、
この前提がなくなる事で、良い副作用がたくさんありそうですね。


もう少し視野を広げると、
これは仕様が決まらない
とか、仕様変更が多発する、不具合が多発する
といった問題と同じですよね。

どれも、決まらない原因を解決しなければ、何も決まらない。
変更となる原因を解決しなければ、変更は無くならない。

こう考えると、
開発の現場で、解決すべき問題を解決していない事が
ものすごく多くある気がしてきます。

それは、問題の捉え方が間違えているから
という事になるかと思いますが....

しかし、なぜ解決すべき問題が捉えられないのでしょう???
多くの前提条件が頭の中に渦巻いているのでしょうか!?
冷静に考えると不思議な気もしますが、
開発していると、そんな事に気がつかないとも思います。
う~ん...

2 件のコメント:

  1. スナック好き2016年3月17日 16:54

    グループでCCPMを上手く使えれば楽しいでしょうね。
    情報共有、スキルアップ、時間的余裕、etc

    結果的にCCPMを個人でやってる人は多いかと思います。
    一人プロジェクトでうまくいく一つの要因かと。

    ただ、工数売りだったり工数管理を提出とかになると、
    見積もり誤差は、お客様にとっては
    早く終わった→"余計に上積みされた"という印象
    遅れた→"納期が守れてない"という印象
    恐ろしいダブルスタンダードで逃げ道がない…
    さらに、コンペも絡むと…

    知らないこと、新しいことをやると未知数ですからね。
    五里霧中だったり、突然開けたり。
    そのためのリボンでは!?

    # 一人で行き詰った時の孤独感は異常

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    1. コメント有難う御座います。
      工数で価値を評価する関係では
      未来が無い気がしますよね...
      CCPM導入の最大の難関な気がしています。
      要は、これまでの文化を変えるといっても良いかと思っています。

      ふと、開発業界全体の価値観が変わる為に何をしたら良いのでしょうかね!?
      などと思ったりもします。
      私はとりあえず、もがいている!って感じかな...

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