2018年2月5日月曜日

曖昧な表現と事実とデバッグ

問題表現も改善成果の表現も事実を示す事が重要です。
ですが、なかなか事実が表現出来ません...

「多い」、「少ない」、「増える」、「減る」、「早く」、「遅い」
などは、当たり前ですが曖昧な表現ですね。

「多い」であれば、
具体的にどのくらい多いのかを明確に示す為に数値を入れる。
更に何に対して多いのかを明確にする。
こうする事で、誰もが同じ認識となる事実として表現される。

これも当たり前な事だとは思いますが、
意識しないと、問題提起や改善成果の表現は
ついつい曖昧な表現になってしまいます。

癖ですかね...
今は、2段階で変換しています。
まずは曖昧表現で見える化し、
自分で「具体的に!」とツッコミを入れて数値を入れる。

ソフトウェア開発(特に受託開発)では、
事実を意識する機会が少ないのが原因かと思っていたのですが、
考えてみると、デバッグ時は発生する環境や症状、その時の状態
など、事実を集めて原因を突き止めます。
つまり、事実を意識しています。

新人さんがベテランに「たまにエラーとなります」
などと報告すると、
「”たまに”ってどういう事?」
「エラーってどんなエラー?」
と突っ込まれる光景は良くありますよね。

まさに曖昧表現を無くすように指導していきます。
となると、ベテランは曖昧表現などしない筈!

ですが、問題表現となると別なようです。
私含めて、曖昧な表現だらけ....

なぜでしょうね???

なぜかは、分かりませんが、
癖では無く、出来る筈! ですね。


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