2017年11月27日月曜日

1ヶ月後どうなっていたいか?

TOCのFRT(未来構造ツリー)を書く事で、
状態を捉える訓練を実施しました。

「状態を捉える」とは、
行動(Action)した結果、どうなるか、どう良くなるか
という状態を定義する事です。

ソフトウェア開発技術者の傾向でしょうか?
身近な人の傾向でしょうか?
How思考が強い為でしょうか?

状態の表現が行動から離れていないというか、
行動と状態が分けられないというか...

2週間後の状態と
それを達成する為の行動を記載してもらうと、

レビューが完了した状態
など、プロセスが完了している状態
が記載されます。

完了した状態って具体的にどんな状態?
といったツッコミを入れると、成果物が完成している状態
となります。

ただ、これでも成果物の「完成」の基準が不明確ですし、
成果物の目的も曖昧なので、
まだ行動の表現からは離れていないと思うのです。
もちろん、成果物の基準や目的が具体的に定義されていれば何の問題もありません。

説明が長くなりましたが、という事で、
行動と状態を明確分ける。
状態を捉える為に、
1ヶ月のFRT(未来構造ツリー)をじっくり作成する訓練を実施しました。

まずは、
1ヶ月のなりたい姿、目指す状態を設定し、(これは少し抽象的でもOKとする)
そこに向かう為のスタートインジェクション(まず始めに行動する事)
を決めて、スタートインジェクションから
1ヶ月後に向けて、状態と行動の仮説を立てていきます。

これを1日じっくりやりました。

結果としては、状態の捉え方が、少し掴めるようです。
あと、2,3回やると習得してもらえそうです。
基本的には具体化だと思うのですが、なかなか難しいようです。

プロセス定義でも、同じ事する筈なんですけどね...

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