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2020年4月3日金曜日

A3はイメージ?!

作業場所のちょっとした移動があり、
断捨離とまではいきませんが、整理しながら 
ぷち引っ越ししていました。

すると、4年前に作成した「問題解決A3」が発見されました。
しかも大量です。

2015年に活動した本質思考道場の成果として
道場参加者に作成してもらったA3でした。

社内に展示したので、ほぼ展示した状態で残っていました。

懐かしいというより、その時の状況がすぐに思い出せるのが
やっぱりA3の力だなと思うのですが、

これまでのイメージとは少し違います。

何が違うのか?!

と考えてみると、
A3の内容ではなく、A3の見た目、ビジュアルなイメージが
記憶として残っているのです。

そのイメージと内容が記憶として結びついている感じです。

A3ってイメージとしても記憶されるのか!

と、新たな発見でした。
これもA3の紙一枚にまとめるからこその効果ですね。

恥ずかしながら、全てに私のコメントが入っていて、
その画像(イメージ)もなんとなく記憶しているので、
これがまた状況を思い出すのに一役買っている感じでした。

A3には、もっといろいろな力があるかもしれませんね!




2018年10月10日水曜日

素晴らしいQCストーリーとの出会い

先月、社内の技術発表会(改善含む)があり、
とても素晴らしいQCストーリー(A3)に出会いました。

何が素晴らしいかというと目標の決め方ですね!

1)目標設定の仕方が素晴らしい!
 分析内容はともかく、工数の多い作業を、ざっくり50%削減する
 という決め方がとても良いのです。
 と、いうのも、
 これまでのQCストーリー作成支援活動では、
 ざっくり決めるのは簡単なようで意外と難しいという印象だったので。
 決めるだけなので、簡単だと思うのですが
 支援活動の中では、ざっくり決めるてもらえないケースがほとんどでした。
 その前に数値化で前に進まないチームもかなりありましたが…

 ざっくり決めると、50%と大きく削減出来る事は何か?
 という視点で見るようになるので、
 このざっくり効果はとても大きいと思っています。
 
2)目標を更に細分化したのが素晴らしい!
 更に、作業を細分化し、どれかを50%削減する
といったブレークダウンしたのも、とても良いポイントだと思っています。
 全体の50%に拘るのでは無く、
 細部化した作業を50%でもOKとして
 改善を進めていたようで、これも、かなりのGoodポイントだと思います。
 
 細分化した作業が全て50%になれば、必然的に全体も50%になる筈ですからね。
 つまり、小さな成果を出しながら、大きな目標に向かう
 という進め方になっていますので、悪いわけがないですよね。
 アジャイル的でもあるし、
 小さな成功の積み重ねはチームのモチベーション向上には欠かせません。

これも意外と難しい。
 ついつい大きな目標達成についてのチャチャが入ったりするので…

3)対策もすぐに出来る事から実施したのが素晴らしい!
 すぐに出来る事といっても、
 数値で示せる効果がある事も当然条件に入っています。
 効果が高そうで、すぐに出来る事。
 この案を出すのが難しいところではありますが、
 これは、目標を50%と、ざっくりした数値にした結果、
 全員の視点がそこに向かったのでは無いか。
 もしくは、意思統一がし易くなったのでは無いか
 と思っています。
 余計な対策案が出ずに、全員が50%削減に向かった結果、
 このような対策案が出たのではないかと思います。 
 
なので、目標で全てが決まった!
と思う次第です。

2018年6月14日木曜日

価値のあるA3

ゴールシステムコンサルティングさんの最新事例交換会に参加しました。
そこでディスカッションさせて頂き、ふと疑問に感じる事が...

昨年度は20チーム以上のA3(QCストーリー)をレビューしました。
しかし、今になって、
本当にチームの役に立ったA3はあったのかと疑問に感じています。

A3作成者には気づきはあったと思うのですが、
チームにとって価値があったのかを改めて考えています。

と、いうのも、
作成者のスキルに関係無く、完成したA3のレベルに関係なく、
A3は価値を生み出せると思い始めたのです。

そして、その価値は完成したA3ではなく、
A3を作成する為に考える時間、悩む時間にある。
まさしくA3プロセスにある。
と、改めて感じています。

作成者とはA3プロセスを実施していたと思っていますが、
それをチームにまで持ち込めているケースは少なかった気がしています。
チームに持ち込む事で、作成者の気づきも更に大きくなり、
チームとしての価値を生み出す可能性が高くなったのではないかと....
価値を生み出せれば、定着したのではないかと...

A3を作成する事が目的化していて、
チームにとっての価値を意識出来ていなかったですね。
今後はチームにとっての価値を強く意識していこうと思います。







2018年5月17日木曜日

3ヶ月後の状態を決める

A3(QCストーリー)を作成するのに、
3ヶ月で区切るのがいい
と紹介しました。

3ヶ月で区切る為には、3ヶ月後の目標を設定する必要があります。
その為、まず最初に実施する事が、
「3ヶ月後の目指す状態を決める」となります。

決める上でのポイントを3つ紹介します。

1)明らかなギャップを作る
 今は確実に無い状態、明らかに今より良い状態
 を設定します。
 今と変わらない状態を設定しても意味が無いので、
 明らかに今とは違う状態で、かつ、良い状態を設定します。

 しかも3ヶ月後です。

 この3ヶ月後が夢物語とならないリミッターとなります。
 3ヶ月後の状態となると、かなり現実的になります。

 目指したい事(希望)はあるが、現実的にどこを目指すか
 とか、
 変えたい事はあるけど、現実的にどこを目指すか
 といった現実的な悩みとなります。

2)曖昧でも状態でなくても決定とする
 最初からバチっと決まらないので、
 少し曖昧な設定で終わらせます。

 曖昧どころか状態ではなく手段が設定される事もありますが、
 最初から具体的な状態には出来ないです。
 また、具体的にすると時間もかかるので、
 曖昧でも何でも、なんとなくチームでの意識統一が出来たら終わらせます。
 そして、その後、「ふりかえり」ながら具体化します。

 いちおう、最後には「達成条件は?」と質問して、
 悩み出すので、少し悩んでもらって、
 「今後2週間毎にふりかえりながら、決めていきましょう!」
 という事で、その場はチェックアウトです。

 まれに、目指すものが無い(現状で良い状態である)
 という事もありますが、
 その場合は上位方針を持ち出すなどして設定してもらいました。 

3)フューチャーマッピングを利用する
 とはいえ、なかなか決められないチームが多いです。
 その為、最初は、ほぼ全チームでフューチャーマッピングを利用しました。
 
 3ヶ月後までの曲線に、架空の物語を作成します。
 線と物語により、時間の流れが意識出来るようになり、
 大よその状態を決める事が可能となります。
 
 フューチャーマッピングは、1時間くらいで作成出来ますので、
 1時間で大よその状態を決める事が可能となります。
 1時間楽しんで決まるので好評でした。
 1時間ただただ悩んで決まらない事を考えると、特に最初は効果的です。

2018年5月7日月曜日

A3の後半5項目

リーンの影響から
ソフトウェア開発でのA3(QCストーリー)を推進してきましたが、
作成するコツが少しだけ見えてきました。

前回は、前半4項目でしたが、今回は後半の5項目についてです。

5)分析
 1回目は必ずTOCのクラウドでアサンプションまで書き入れる事で
 分析としました。
 2回目以降は、データなどが蓄積されてデータ分析可能であれば
 グラフなどを活用した分析としました。
 データが無い場合は引き続きクラウドとしました。
 クラウドとする事で、問題意識が合い易くなった気がします。

6)対策案
 最初の3つのポイントの通り「やった事を記載します」ので
 ここには実際にやった事を記載します。
 実施していく中で、案として上がったけものは
 実際にやっていなくても全て記載します。
 
7)選択案と実施計画
 実際に実施した案と実際に実施した時期を計画として記載します。
 計画の粒度としては、1ヶ月単位から1週間くらいの大きな単位です。

8)結果
 目標に対する結果を記載します。
 ここのフォーマットがとても重要となります。

 目標に対する結果を記載するように工夫しないと
 ここにやった事を記載するチームがほとんどでした。
 対策案以外でやった事を記載していました。
 How思考の典型パターンとでも言えるでしょうか。
 改めて、How思考の強さを認識しました。

 目標が曖昧な場合は、結果は「判定不能」として、
 その他の成果として、今までと変わった事を中心に記載してもらいました。
 何かが変わっている筈なので、3ヶ月間で今までと何が変わったのかを質問して
 それを記載してもらいました。

9)フォローアップ
 新たな課題や次の注力点を記載します。
 3ヶ月が終了した時点で、次のA3のインプットとして考えている事を
 明記してもらいました。
 多くは、最初の3ヶ月では、目標を明確化(数値化)できず、
 判定不能となりますので、
 ここには、目標の明確化が記載される事が多くなります。

 しかし、それがA3化する事で、きちんと「ふりかえる」事が可能となり、
 次のA3で目標の明確化(数値化)をするチームが多くなります
 この効果はとても大きいです。

全体的に、
状態としてとらえる事は必要と分かっていても難しい。
数値化については、そもそも不可能。
というアサンプションが多い印象です。
それを一緒に考えて完成させていく事になります。

必要以上に時間をかけても無駄なので、
お互いに納得出来ない場合は、指摘事項や考察事項を記入してFIXとしました。

2018年4月20日金曜日

A3の前半4項目

リーンの影響から
ソフトウェア開発でA3(QCストーリー)を推進してきましたが、
作成させるコツが少しだけ見えてきました。

前回の続きとなる9項目の記載内容についてです。

今回は前半の4つを紹介します。(後半の5つは次回で紹介します)

前半の4つがとても重要です。
主観や対策案の裏返しのような内容が入らないように
箱を埋めるようなフォーマットにしました。
 
しかしながら、それだけでうまくいく!なんてことはありません。
主観や対策案のような内容が入ることもありますが、
少なくともエビデンスが無い事を認識して、考えて記載しているようでしたので、
FIXした時には、エビデンスが必要な理由や効果を

改めて納得した人が多かったように感じています。 


1)表紙(テーマ)
 「内容や熱い思いがイメージできるように」
  とにかく思いを書いてもらうようにしました。


2)背景
  以下の3つの箱を埋めます。
  A)プロジェクトや課題、問題の背景
  B)自分達の思い、顧客の思い
  C)テーマ選定の決め手


 ここにもエビデンスが必要なケースもありますが、
 ここは各自のレベルに応じて指摘し、
 エビデンスよりも思いを分かり易くする事に注力しました。


3)現状
 以下の3つの箱を埋めます。
 目指す姿に対する、LAMDAのLookとAskを記載するイメージです。
  A)現在の状態(エビデンスを記載)
  B)目指す状態
  C)AとBのギャップに対するASK(分からない事など)

 「現状を事実と思いを分けて記載」と注意書きを入れましたが、
  予想どおり、Aにはエビデンスが入りません。
  そのため、チームやグループ外の人でも認識出来る事、認識している事
  はエビデンスとして記載OKとしました。


4)目標
 以下の2つの箱を埋めます。
 A)長期的な目指す姿、上位方針
 B)大まかな指標値、方向性、目指す姿との関連


 Aは特に問題無いのですが、
 Bの指標値は、具体的にアドバイスしていく必要があります。
 最初は、いくつか提案して選んでもらうくらいが良いかもしれません。


 
残り5項目は次回紹介します

2018年4月4日水曜日

3ヶ月で区切る

リーンの影響から
ソフトウェア開発でA3(QCストーリー)を推進して3年が経ちました。

1年目は大惨敗でしたが、
ようやく作成させるコツが少しだけ見えてきました。

まずは、大きなポイントを3つほど紹介します。
ポイントは以下の3つです。

・3ヶ月で区切る
・パワポ9枚
・やった事を記載する

A3の記載内容についても、それぞれコツはありますが、
とっかかりとして、大きなポイントはこの3つかと思います。
記載内容のコツについては、次回以降で紹介します。

1)3ヶ月で区切る
 どんなに大きなテーマであっても必ず3ヶ月という期間で区切ります。
 A3を作成する単位はあくまで3ヶ月。これが最大のコツです。

大きなテーマを継続的に実施するのではなく、
 小さなテーマに分割して、3ヶ月毎単位で継続して実施していく感じです。 

 ソフトウェア開発だからなのか、受託だからなのか、原因はさておき、
 制御不可能な状況が変わってしまう事が多いので、
 3ヶ月くらいで区切るのが丁度良いです。

 3ヶ月単位で成果をまとめて「ふりかえる」のがポイントです。
 やった事ではなく、3ヶ月後の成果(状態)を「ふりかえる」のです。

2)パワポ9枚
 以下のタイトルでパワーポイント9スライドのひな形を作成します。
 ひな形を埋める形にします。
 プリンタの設定でA3に9枚印刷すると丁度良いです。

 1.表紙(テーマ)
 2.背景
 3.現状
 4.目標
 5.分析
 6.対策案
 7.選択案と実施計画
 8.結果
 9.フォローアップ

 分析でグラフなどがあるとスライドが1枚に収まらない場合もありますが、
 必要な事だけが簡潔にまとまっていればOKとしています。

3)やった事を記載する
 特に、最初の1回目は3ヶ月後に、3ヶ月間を「ふりかえる」かたちです。
 3ヶ月間の活動をまとめる感じでA3を作成します。

 3ヶ月前の事は比較的覚えているので思い出すのも楽です。
 3ヶ月間の成果をちょこちょこ残しておくのがポイントでもあるのですが、
 なにか残っていれば、それをキカッケに思い出す事が出来ます。

 そして、1回目でしっかりA3を作成するのがポイントです。
 ここでしっかりA3を作成すると、次の3ヶ月のA3作成は断然早くなります。
 そして、フォローアップの内容が次のA3へのインプットとなるので、
 これを繰り返していく事で、活動を実施しながらA3作成へと移行していきます。


という感じです。
次回は、記載内容について紹介します。

2018年3月24日土曜日

時間軸に並べる

How思考からの脱却の為に
ソフトウェア開発での状態定義を推進してきましたが、
どうしても状態ではなく手段となります。

手段の最後に「状態」を付けるだけ...

手段が既に頭にあるので、そこからなかなか離れないのでしょうね。

いろいろと模索していますが、
なかなか改善されません...

そんな中で、ちょっとだけ光が差した感触がありました。

時間軸に並べてみる
と、気づきを得るかもしれません。

時間軸で並べると、やった事より
起きた事を中心に組み立てて話をする傾向にあるようです。
ちょっとした実験の結果からの感触で、確証はありませんが...

もしかすると、行動も1つの事ではなく、複数の行動を時間軸で並べると
気づきが得られるかも?

模索は続きます。